10月31日放送の梅沢富美男のズバッと聞きます!では現在シニア世代でひそかに人気を高めてきている座タップダンス。
81歳で現役バリバリ座タップダンスのインストラクターを行なっている
中野ブラザーズ中野章三さんが登場し座タップダンスのやり方や効果などについて
放送されるということでその放送内容をまとめてみました。
梅沢富美男のズバッと聞きます!出演者一覧
梅沢富美男
岡田結実
池田美優
岩永徹也
カンニング竹山
長嶋一茂
原日出子
川邉サチコ
中野章三
座タップダンスとは?
座タップダンスというのは中野ブラザーズ中野章三さんと今は亡くなってしまった中野啓介さんがタップダンスショーを行う際により体を動かせるように、タップダンスをするためのウォーミングアップとして行なっていたのが元になります。
また、この座タップダンスは日頃のタップダンスのウォーミングアップとして日々行なってきた経験を活かして独自に考案しよりお手軽にできるように中野章三さんが考えました。
座タップダンスのやり方、方法について
まず座タップダンスを行う前に、ウォーミングアップとしてストレッチなどを
行なっていきます。
元々はタップダンスのウォーミングアップでやっていたのが
座タップダンス。
なのに座タップダンスにもウォーミングアップ?って思われますが
これもお年寄りの方でも無理なくやってほしいという
中野さんの気づかいが感じられますよね。
それでは座タップダンスのウォーミングアップ方法についてご紹介していきます。
座タップダンスのウォーミングアップ
1.まずは基本姿勢です。キャスターがついていない椅子を用意して
背筋を伸ばしては楽な状態に。そして膝が90度になるように座ります。
2.次にふくらはぎを引き締める。
基本姿勢の状態で、脚を肩幅に開き片足ずつかかとを
上げて下ろすを交互の脚で行います。
これを4回1セットとして2セット行います。
ふくらはぎは第二の心臓と言われているだけあって
このふくらはぎを動かすという動作は非常に大事になってきます。
3.基本姿勢の状態からお尻の位置を少しだけ前にずらします。
ここから片足を前に出し、足をまっすぐにした状態でかかとだけを
地面につけて少しその状態をキープそして元の位置に戻していきます。
ここでは太もも裏の部分を伸ばす意識をしましょう。
また脚を伸ばしている際に椅子の座面を手でしっかり持つことで
体のバランスが崩れることを防げます。
この動作は片足4回ずつを1セットとして2セット行います。
3の応用編として、先ほどは片足ずつでしたが両足同時に行い方法もあります。
こちらは慣れてきたらやってみましょう。
まずは片足ずつを確実に行うようにしてください。
4.基本姿勢の状態から片足のかかとを浮かしてそこからかかとを押すように
前に突き出します。このときなるべく脚のつけねからかかとまでがまっすぐピン
となるようにしましょう。膝裏あたりが張っている状態になるはずです。
そしてこのまっすぐかかとを前に突き出した状態から今度は、つま先を前に
倒します。このとき足の甲が張っている感覚があればokです。
そして脚を下ろし基本姿勢に戻ります。
この動きを各脚4回ずつ2セット行います。
5.先ほどのステップ4の片足のかかとを脚をまっすぐにして突き出した状態
にします。そして足首を軸にぐるぐると時計回り、反時計回りと各4回まわしていきます。
これを各脚4回ずつ2セット行います。
6.基本姿勢の状態から右足を前に出し、同時に左手を肩から水平になるようにまっすぐ
前に出し右手を同じく肩から水平になるように真横に伸ばします。
次は反対に左足を前に、右手を前にそして左手を真横に伸ばす。
この動作を交互に4回2セット行います。
7.基本姿勢から片足を前に出し、かかとだけを地面につけた状態で
両手を肩から水平になるように上げてます。
そして両手を真横に広げていきます。この時胸は突き出すような感じで。
野球の審判がジャッジした時の「セーフ」の構えですね。
次に真横に広げた両手を正面に戻し、前に出した足と同時に元の基本姿勢の位置まで
戻していきます。
座タップダンスのやり方(ステップを踏む)
※座タップダンスを行う時はスニーカーなど靴を履きましょう。
1.椅子に座った状態で片足を前に出しながら足の指先で地面をタップします。
2.次に足を元の位置に戻しながら同じく足の指先で地面をタップします。
3.そして足を戻し切った時にももう一回指先で地面をタップします。
4.最後にかかとで地面をタップします。
この1〜4の動作を1連の流れとしてステップを踏んでいきましょう。
座タップダンスで冷え性や認知症予防の効果アリ!
高齢になると少し歩くだけでも膝が痛くなってしまったりと歩くことが
おっくうになりがちです。
ですが毎日ウォーキングするのも大変っていう時にはこの座タップダンスなんです。
座タップダンスのウォーミングアップの動きでも少しお話しましたが
脚のふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるぐらい大事な筋肉になっていて、
血液を送りだすポンプの役目になっているんですね。
そこでこの座タップダンスを行う事でふくらはぎの筋肉を使う事や
太ももの裏側の筋肉も使う事で血流の流れをよくして
足先などの冷え性に効果的なんです。
また、運動と脳は切っても切れない繋がりになっています。
体を動かす事で脳の神経を活性化させることができるため
足を動かすという動作が認知症予防に効果的です。
また、足をリズムよく規則的に動かすということは脳の体操にもなるため
より効果があるそうです。
家から出なくても座ったまま足を動かして運動できなおかつ
冷え性、認知症予防できる素晴らしいプログラムですよね!
そして高齢者の方でもお手軽に始めやすいということで
タップダンスをお年寄りの方でも簡単にできるように工夫された
中野章三さんのタップダンス愛をすごく感じます。
座タップダンスを広めた中野章三さんのwiki的プロフィール
名前:中野章三(なかのしょうぞう)
生年月日:1937年2月8日
出身:東京
京都で本格的にタップダンスを学んだ後に再び上京し「中野ブラザーズ」という名前で
各劇場などでタップダンスを披露します。
また、「中野ブラザーズ」というのは中野さんの今は亡き兄啓介(けいすけ)さん
との兄弟でタップダンスをやっていた事からその名前で活動をしていました。
そして1年間ラスベガスのショーに出演したり、宝塚歌劇団や松竹歌劇団、ミュージカルと
幅広く活躍されてきました。
中野さんが広めている座タップダンス、タップダンスを受けられる教室
今現在中野さんが名誉理事を勤めている、「中野ブラザーズタップダンス連盟」があり
そこでタップダンス教室を開催しているそうです。
メインのダンススタジオは「スタジオセンティード」という
世田谷区北沢2-18-5 B1にあるスタジオで行なっており
スタジオレッスン料は1レッスン70分で2500円です。
またスタジオ以外でも講演会や遠方に出向きレッスンを行う活動もしているそうです。
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