10月13日放送の「この差って何ですか?」では
そばにまつわる差について「もりそば」「ざるそば」の違いや
「宅配」「出前」はどう違ってどう使い分けたらいいのといった
差についてご紹介されます。
そんな中でそばによる健康効果が期待できる食べ合わせを
合わせてご紹介されるので
その健康効果に期待できる食べ合わせの放送内容をまとめてみました。
この差って何出演者一覧
加藤浩次
川田裕美
土田晃之
地雄輔
石野真子
長谷川純
渡辺満里奈
そばの食べ合わせによる健康効果とは?その食材の詳細
そば+大根おろし【高血圧予防効果アップ】
そばには「ルチン」と呼ばれる成分が入っています。
このルチンは
・傷ついた血管を修復する
・悪玉コレステロールを取り除く
これらの効果によって血流の流れがスムーズになります。
また、血圧を下げる効果が期待できます。
血圧を下げる事で脳梗塞や心筋梗塞を予防することもできます。
この高血圧予防にさらに効果を倍増できる食材というのが
大根おろし
大根おろしには、ビタミンCが多く含まれていて
このビタミンCにはルチンの働きを活性化する作用があるため
そばだけを食べたときよりもより高血圧予防に効果的だそうです。
ただ、このとき注意したいのは、だいこんをおろす事で
ビタミンCが時間とともに失われていきます。
※すりおろしてから1時間でビタミンCが半減してしまう
そのため大根をおろす際には、そばを食べる直前に
大根おろしにしてあげることでなるべくビタミンCを
減らすことを防ぐことができるので食べる直前に
おろすようにしましょう!
また、そばの実に含まれるルチンなどの栄養素は
実の外側に多く含まれているので、
「白いそば」「黒いそば」と比較したときには
「黒いそば」の方が栄養価が高くなります。
これから蕎麦を食べるときはこの色も気にしながら
食べてみるといいですね。
そば+なめこ【免疫力UP】
最近見つかったのはそばには免疫力を高める効果があります。
それは「LPS」と呼ばれるものです。
通常ウイルスや細菌などが体内に入ると
「免疫細胞」が退治してくれるのですが、
不規則な生活や偏った食事をしているとこの
免疫細胞の働きが弱ってしまい病気になりやすくなってしまいます。
しかし、そばに含まれている「LPS」が弱ってしまった
免疫細胞の働きを活性化することができるので
ウイルスや細菌に対抗できる体になるそうです。
またそばと一緒に食べ合わせることで更なる効果を
期待できる食材というが、「なめこ」
なめこにはβグルカンという成分が入っていて
このβグルカンは免疫細胞の働きをパワーアップすることができます。
なのでそばだけを食べるときとくらべて
なめこを食べると約2倍の免疫効果があるといわれています。
そば+わかめ【便秘解消効果】
そばに多く含まれているのが食物繊維です。
ごはんやうどんに比べて2倍以上も多く含まれています。
その種類というのが「不溶性食物繊維」です。
この不溶性食物繊維は、腸の中で便と重なることで
水分を吸収して膨張します。膨張することで
腸を刺激し、便を押し出す動きが活発になることで
便秘解消効果が期待できます。
そしてこの便秘解消効果をさらに高める食材というのは
「わかめ」です。
わかめに含まれている水溶性食物繊維。
この水溶性食物繊維は便を包むように覆うことで
ゼリーのようにやわらかくする効果があります。
そばに含まれる不溶性食物繊維とわかめの
水溶性食物繊維によって便がよりスムーズに排出できるため
便秘改善効果が高くなります。
自宅で簡単に作れる美味しい蕎麦の作り方
美味しくそばを作るために4つのポイントがあります。
それぞれ1つずつ解説していきます。
①乾麺のそばの選び方
乾麺のそばを買う際に注意していただくのは「原材料名」です。
そばを美味しく食べるにはやっぱりそばの風味が多くないといけませんよね。
そこで一番そば粉が多いもの選ぶというわけです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、原材料名に書かれている項目というのは
左から順番に量が多くなっています。
そしてそばを美味しく食べるにはやっぱりそばの風味が多くないといけませんよね。
そこで一番そば粉が多いもの選ぶというわけですが
つまりそば粉を多く使っている場合は、原材料名の一番左側に表記されます。
ですのでこの原
材料名で一番左にそば粉と表記されているものを選びましょう。
②そばの茹で方
そばの茹で方にも1つ手間を加えるだけで生めんに近いそばに仕上げることができるのですが
その方法というのは
・水に乾麺を10分間浸す
お店で売られている乾麺のそばには水分を極力なくした状態に乾燥させてあるので
茹でる前に10分間水に浸すことによって麺の中に水分を含ませることで
茹でムラがなくなり均一の固さにすることができます。
またこの方法でそばを茹でる場合は、商品に記載されている茹で時間よりも
1分短く茹でるようにしましょう。
また茹でるときにもポイントがあります
それは、鍋をコンロの中心から少しずらして茹でましょう。
なぜかというと鍋に当たる火をずらすことで
お湯に対流が生まれ、手前から一方向にそばが鍋の中を移動します。
鍋を火の中心に置いた場合は、このお湯の対流が鍋の中心におきるので
そば同士がぶつかってしまい傷ついてしまうので触感がわるくなるのです。
③そばの洗い方
一般的には、そばが茹で上がったらざるにいれて、お水で冷やしますが
よりおいしく食べるには、茹で上がった蕎麦をざるで一度切ったあとにすぐ
氷水の入ったボールで浸して麺をしめましょう。
氷水などで急激にめんを冷やすことによってコシを強くすることはもちろん
めんの外側が固まり、洗っているときにもめんが傷つかず麺の食感を
損なうことを防ぎます。
そして最後に、もう一度きれいな水にくぐらせます。
これによってわずかなぬめりなども取れてより食感を楽しめるようになります。
④つゆの作り方
市販の麺つゆを水で薄めるのが普通ですがここでよりおいしいつゆを
作るためには、「顆粒の和風だし」をお湯で溶いて水を足したのちに
市販のつゆの水の割りかた同様にこのだしで割りましょう。
そばの食べ合わせによる健康効果まとめ
そばの健康効果を促進する食べ合わせや、家でも簡単に出来るそばの美味しい食べ方ということでご紹介してきました。
これらを踏まえて一番いい食べ方って、おろしなめこわかめそば!
ってことですかね。しかもこれ全部組み合わせたらよりさっぱりして
美味しくなりますよね!
そしてお家で作る場合も少しずつ工夫していくだけで美味しくなりますので
是非皆さんもやってみてください。
原材料名が左から順番に量が多いっていうのが初耳だったのでこれから
いろんな商品を手に取った時に原材料確認してみると面白いですね!
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