2018年12月13日放送の「受持委が見つかる診療所スペシャル
【血管・血液&脂肪を年末大掃除】」では、
年末大掃除に合わせて体も大掃除していきましょう!
というとこで、美肌効果や便秘解消、さらには
脂肪燃焼効果がある豆乳石狩鍋やトマト鍋が
紹介されます。
その鍋にまつわる健康効果や
番組で放送された鍋の作り方レシピについて
ご紹介していきます。
出演者一覧
【MC】草野仁 東野幸治
【アシスタント】森本智子
【ゲスト】朝比奈彩 大神いずみ 高田延彦 立川志らく 西村瑞樹( バイきんぐ)
【主治医】秋津壽男(循環器内科) 上山博康(脳神経外科) 岡部正(内分泌内科) 中山久徳(内科・リウマチ科) 南雲吉則(乳腺外科・形成外科) 姫野友美(心療内科)
血管&血液を大掃除できる健康鍋対決
血管と血液それぞれに効果的な健康鍋で対決!
ということで
血管のスペシャリスト秋津先生と老化予防に詳しい南雲先生
とお二人の医師に分かれて健康鍋の効果や味を見て
対決するというもの。
秋津先生の紹介する健康鍋というのが
トマト鍋です。
そして南雲先生の紹介する健康鍋は
石狩鍋です。
ではそれぞれの鍋のポイントや
入れる具材などについてご紹介していきます。
石狩鍋のレシピや栄養素&健康効果
石狩鍋のレシピ
【材料】
干しシイタケ
干しシイタケの戻し汁
白菜
ゴボウ
お水コップ半分(100ml程度)
サケの切り身
味噌
豆乳
生クリーム(お好みで)
紅サケ缶
【作り方】
①鍋に干しシイタケの戻し汁(どんこ汁)+100ml程度のお水と白菜、椎茸、ゴボウを入れます。
②サケの切り身を入れて煮込みます。(この時切り身はなるべく大きいものにしておきましょう)
③白菜に火が通り透明になったところでお味噌を溶かしていきます。
④豆乳をたっぷり入れていきます。そしてお好みで生クリームも入れましょう。
⑤紅鮭缶を汁ごと鍋に入れていきましょう。
これですこし煮立ったら完成です!
この石狩鍋の特徴は健康効果がある事はもちろんですが、
普段料理をあまりやらない方や男性の方でも簡単に作れるように
包丁・まな板は一切使いません。
石狩鍋の健康効果
石狩鍋に置いて欠かせない大事な食材というのは
「サケ」です。
サケにはアスタキサンチンという
「抗酸化作用」のある色素が含まれています。
このアスタキサンチンは他の抗酸化作用の成分で
ビタミンC、βカロテン、ビタミンEとある中で
史上最強の抗酸化物質!ともいわれています。
というのもビタミンEの抗酸化作用のなんと
500倍もアスタキサンチンにはあると研究結果が出ています。
血管は老化と共に硬くもろくなっていきます。
これを酸化といいます
この酸化は脳梗塞や心筋酵素の原因にもなっている
非常に危険なものです。
それを解決してくれるのがこの石狩鍋です!。
またアスタキサンチンには肌にも良いとされているので
女性の方も食べてみる価値ありですね。
トマト鍋のレシピや栄養素&健康効果
トマト鍋のレシピ
【材料】
トマト3~4程度
トマトジュース
豚バラ肉
鶏肉
焼きネギ
カブ
ミニトマト(青いトマトを完熟させるにはリンゴと一緒に
ビニール袋に入れて室温に置いておくと熟して赤くなります)
【作り方】
①皮が付いたままのトマトを適当なサイズに切っていきます。
②鍋に水を入れて軽く沸騰させたものに刻んだトマトを入れていきます。
※この時ダシは一切使いません。というのもトマトにはグルタミン酸という
うま味成分が豊富に含まれているのでトマトから出汁をとります。
③トマトジュースを入れていきます。
※トマトジュースは製造過程で加熱処理されているので
リコピンの吸収率が良くなっているのもポイントです。
④豚バラ肉を入れていきます。
豚バラ肉に含まれる脂によってリコピンの吸収率が
さらにアップするのでトマトと組み合わせるには非常に良い食材です。
⑤トマトだごを作ります。
トマトを皮付きのまますりおろし、小麦粉に混ぜてよく混ぜます。
そして団子状に形を作ったら一度湯がいていきます。
⑥焼きネギとカブをあらかじめ入れて煮込んでおきましょう。
⑥そして先ほど作ったトマトだごを鍋に入れていきます。
⑦最後にミニトマトをいれて完成です!
トマト鍋健康効果
トマトには最高の栄養分がたっぷり含まれています。
その中の1つスーパー栄養素は「リコピン」です。
トマトといえばリコピンこれは皆さんご存知の方も多いですよね。
このリコピンはトマトの赤い部分に含まれている栄養素。
なのでトマトの実が赤ければ赤いほどリコピンが豊富に含まれている証拠なんです。
そしてこのリコピンは悪玉コレステロールの酸化を防ぐ効果や
善玉コレステロールの量を増やす効果があります。
この2つの効果から生活習慣病予防に効果的です。
また、実験の結果1日に300gのトマトを1カ月間摂取したところ
善玉コレステロールが摂る前と比べて15%アップすることも
わかりました。
年齢とともにどうしても進む動脈硬化。
この動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなっています。
ですがこのリコピンには動脈硬化を防ぐ働きが期待できます。
様々な効果を発揮するこのトマトに含まれるリコピンですが、
トマトを「加熱する」ことでリコピンの吸収率が
上がると言われています。
加熱することによるリコピン吸収率はなんと4倍にも上がります。
それだけ上がるなら加熱しない手はないですよね!
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