2018年12月8日放送の「ジョブチューン」ではよし美味しく、より健康に
プロが教える「最高の方法」
ということで、各食材でより栄養効果を高める食べ方や
調理方法が紹介されます。
今回はその食材ごとの調理の仕方やどんな予防効果があるのか
などについて放送内容をご紹介していきます。
出演者一覧
【MC】ネプチューン(名倉潤・原田泰造・堀内健)
【進行】田中みな実
【パネラー】バナナマン(設楽統・日村勇紀)・土田晃之 / 柴田理恵・ギャル曽根
【プロフェッショナル】六角 圭(商品部部長)・吉田啓之(商品開発課課長)・村井友梨香(広報)
ゴボウ(糖尿病予防効果)
ゴボウには、食物繊維や、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
中でも特に多いのが「クロロゲン酸」です。
このクロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える働きがあるため
糖尿病予防に効果的です。
そしてこのクロロゲン酸をより効果的に摂取する
調理方法というのが、「アク抜きをしない」事です。
アク抜きをしてしまうと健康に良いとされるクロロゲン酸などの成分が
水と一緒に流れ出てしまいます。
またアク抜きをしないとおいしくないのでは?と思いがちですが
実はアク抜きをすることでむしろうま味成分も抜けてしまうので
アク抜きせずに調理する方がより効果的でおいしくいただけるそうです。
さば缶(高血圧予防効果)
サバに含まれる、EPAとDHAという栄養素が
血管をしなやかにしてくれる効果があります。
また、鯖は魚の中でもEPAとDHAの量がトップクラスです。
ただこのEPAとDHAは酸化に弱いそうですが
この酸化を防ぐための最高の食べ合わせ食材というのが
ホウレン草です。
ほうれん草にはビタミンEが鯖缶に含まれるEPAやDHAの
酸化を防いでくれる効果があります。
さらに、体から余分な水分を抜いてくれるカリウムも豊富です。
そしてこのサバ缶とほうれん草を使った食べ合わせレシピは
こちらの記事に紹介していますのでもしよかったら見てください。

しいたけ(がんのリスクを下げる)
しいたけに含まれる主な栄養素は
食物繊維、ビタミンB群、ビタミンDです。
そして今回がんのリスクを下げるために注目するのが
ビタミンD。
最近の研究結果で、血液中のビタミンDの濃度が高い方は
がんの発症リスクが約2割低下することが見つかりました。
特に肝臓がんについてはリスクが半分以下になるそうです。
そしてこのしいたけに含まれるビタミンDをより効率的に
摂取する調理方法は、調理する前に「日光に当てる」事
だそうです。
しいたけには、エルゴステロールという成分が含まれていて
この成分が紫外線に当たる事でエルゴステロールが
ビタミンDへと変化します。
日光に1時間当てた実験結果では、
当てる前と当てた後のビタミンDはおよそ3倍以上も
増えることがわかっています。
そして一般的によく売られているしいたけについては
暗い場所で栽培されていてほとんど日光に当たっていないため、
市販の椎茸を買ったときは、食べる前に1時間ほど日光に当ててあげましょう。
しいたけを日光に当てるときは、傘を裏側にして当てる方が良いそうです。
トマト(血糖値を下げるリコピンを増やす方法)
体内で血糖値が上がるとインスリンが出て血糖値を下げるんですが、
トマトのリコピンによってインスリンの働きをよくすることができるんです。
そしてこのトマトのリコピンをより増やすための最高の方法というのが
「常温保存」することです。
常温保存することで、トマトの追熟が進みリコピンが増えていくんだそうですよ。
また、常温保存するときにトマトの置き方にも1つ注意があります。
それは、ヘタを下にして置いておく事。
ヘタに近い方が皮が厚くなっているため保存していても傷みにくいそうです。
そして食べる際にも、トマトを「加熱調理」することで
リコピンの吸収率がアップします。
リンゴ(腸内環境を整える)
随時更新していきます。
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