2019年12月10日放送の「林修の今でしょ講座」ではみかんvs柿ということで
冬についつい食べたくなる食べ物「みかん」と「柿」に含まれる栄養や
効果や食べ方について紹介されます。今回はそのみかんと柿について
効果・効能からおすすめの食べ方レシピなど放送内容を含めてご紹介
していきます。
柿の4大効果やパワーについて
柿タンニンがインフルエンザウイルスを死滅させる?!
そもそもタンニンというのは、ポリフェノールの一種で渋み・苦味が特徴の成分ですが、
柿に含まれるタンニン「柿タンニン」はポリフェノールの中でも最強だと言われているそうです。
広島県大学院が行った研究によると、インフルエンザ・鳥インフルエンザ・ノロウイルスなど
のウイルスにたいしてタンニンが含まれる物(柿タンニン・コーヒー・緑茶など)をかけ合わせることでどういう効果が出るのか行ったところ、実験に使用された13種類のすべてのウイルスに対して
活動を止める効果があったのは柿タンニンだけだったそうです。
このグラフを観てわかるように柿タンニンだけ圧倒的にウイルス残存率が
低いことがわかります。
なぜこれだけ効果が違うのかというと、柿タンニンはコーヒーや緑茶のタンニンに
比べて大きいためウイルスを捕まえやすいため。
そして柿タンニンが多く含まれる場所というのは
柿の実にある黒い点になっているところなんだそうです。
柿はかぜ予防に効果的(ビタミンC)
冬に旬の果物である、みかん、柿、いちご、りんごとあるなかで
ビタミンCの量は
- りんご(100gあたり6mg)
- みかん(100gあたり35mg)
- いちご(100gあたり62mg)
- 柿(100gあたり70mg)
ということでみかんの倍も柿のほうが多くまた
ビタミンCといえば思いつくレモンですが100gあたり50mgなので
レモンよりも柿のほうがビタミンCが多い事がわかります。
また、このビタミンCですが白血球の働きを強化する役割があります。
そして白血球によって免疫力が高まることでかぜ予防につながります。
かぜ予防に最適な柿と一緒に食べると良い食材(柿レシピ)
まず一つ目がほうれん草です。
ほうれん草に含まれるルチンというポリフェノールと
一緒に摂ることでビタミンCの吸収率をアップさせる効果があります。
柿の1日に食べたほうがよい量は?
ビタミンCが多く含まれる柿ですがビタミンCの1日の
推奨摂取量というのは100mgと言われています。
そして柿1個に含まれるビタミンCの量はおおよそ150mg
なので1日に1個の柿をとれば十分ビタミンCをとれるということになります。
柿で冬の乾燥対策
柿に含まれる成分の1つとして「シトルリン」があります。
これは、血管拡張物質を生み出す手助けをしてくれる作用があります。
それによって血流が改善され冬の乾燥肌を改善することができます。
乾燥肌というのは血流が悪くなったことによって代謝も下がるため
と言われているのでその原因となる血流改善をすることで乾燥肌が
改善されるというもの。
そしてこの柿に含まれるシトルリンをよりたくさん摂取するための
調理方法というのが、 「柿のてんぷら」です。
その理由というのが、柿を加熱することで柿に含まれるシトルリンが2倍以上に増加するためです。
他にもおすすめの調理法というのが「柿トースト」です。
柿トーストの作り方&レシピ
【材料】バター、柿、食パン
①パンにバターを塗ります。
②一口サイズ切った柿を乗せていきます。
③トースタで4分ほど焼きます。
前もって切ったものをタッパーなどに入れておけば
朝ごはんにさっと柿トーストが作れていいですよね!
出演者一覧
【MC】林修
【進行】松尾由美子
【講師】田中一成 浜崎貞弘/棚村壽三 新津春子
【学友】伊集院光 伊沢拓司 成田凌 木崎ゆりあ 八木亜希子 那須雄登
コメント
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